トラックドライバーで使える大型自動車運転免許

長くトラックドライバーとして仕事をしたい場合はぜひ欲しい免許

もし、トラックドライバーとして長く仕事をしていきたいと考えているのであれば、適当なタイミングで大型自動車運転免許を取得しておくべきです。なぜなら、この免許を取得すれば、原動機付自転車を除く二輪車と大型特殊自動車以外のすべての車両を運転できるようになるからです。仕事面では、大型トラックを利用した超長距離の輸送業務に携われるようになって仕事の幅が大きく広がり、転職をする場合でも応募先の選択の幅が広くなります。

なお、大型自動車免許には第一種と第二種がありますが、トラックドライバーの仕事をしていく上では第一種を取得すれば十分です。ただし、第二種を取得すれば旅客運送目的での運転が可能になるので、より仕事の幅を広げたいのであればチャレンジしてみると良いでしょう。

大型自動車免許を取得するには少なくとも3年の運転経歴が必要

大型自動車免許を取得する場合、現在の運転免許制度では他の免許を経由しなければなりません。対象の免許区分は普通・準中型・中型・大型特殊の4種類で、このうちのどれかを取得していて、年齢が21歳以上で運転経歴が通算で3年以上になっていれば取得できるようになります。ただし、免許停止を受けた事がある場合、その期間は運転経歴期間に入れることはできないので注意が必要です。

他の免許と同様に、大型自動車免許を取得する際には指定自動車教習所で学ぶのがおすすめです。高額の教習費用を支払わなければなりませんが、教習車仕様の大型トラックで教員からしっかりと技術を学ぶことができ、最後の検定に合格して卒業すれば運転免許試験場での本試験で技能が免除となり、適性検査を受けるだけで免除交付を受けられます。

トラック運転手の募集で高収入を目指すなら、できれば大きい企業を探すのがよいでしょう。働く環境が安定しており、年収も高くなります。荷物の積み下ろしなど肉体労働であるため、年齢の若い人が有利だといえます。